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小さな身体ではありますが、その中身はがっちりと筋肉質なパグは健康を保つためにも1日20〜30分程度の運動をさせてあげてください。 内容はただ歩くだけではなく、引き運動やボールなどを使った自由遊びを組み合わせるといいでしょう。 もともと遊び好きなパグですから、人と一緒に遊べる時間をとても楽しく過ごすはずです。年齢や体調、食事の量などに合わせて、その時間や内容などは調節してください。


さて散歩ですが、特に夏場は暑い時間を避けて、早朝か夜遅くに運動させましょう。
ただし夜に散歩へ行く際は、アスファルトの温度に注意が必要です。
人の顔や手の高さの気温はそれほど高くなくても、昼間の太陽の熱で暖まった地面近くの温度はなかなか下がりません。 日が落ちたあとでも、はだしでアスファルトに触れてみるとまだまだ熱いのが分かります。 小型犬は体全体が地面(アスファルト)に近く、気が付かないうちにその熱気にやられて熱射病を引き起こしてしまうことがあるのです。

反対に冬は屋内との温度差が少ない、暖かい時間を選んで行ってください。 雪が降る地方では、降雪量に応じて散歩に行きましょう。近頃では犬の防寒着がたくさん売っていますので、寒がるようでしたら着せてあげるのもいいかもしれません。

また散歩の最中はパグの目の高さに注意します。
パグは眼球が零れ落ちてしまいそうなほど大きく、突出していますので草木や異物で怪我をしてしまうことが多いからです。 知らないうちに怪我をしていることもあるので、外傷がなくても目やにが多くなったら獣医師に相談してみましょう。


食事は通常1日1〜2回で、成犬になって1日1回にする場合は夕方好ましいです。
パグは食事量が多く、体質的に太りやすいため、過食に気をつけて下さい。
太ると椎間板ヘルニアを起こしたり、膝や股関節の炎症を起こしたりといった危険もあります。
また小型犬の場合は人からおやつや人の食事をもらったりすることが多く、その結果高脂肪高カロリー、高添加物のものをより欲しがるようになります。かわいいからといって与えすぎてはいけません。
身体のサイズが小さくすぐに生活習慣病の症状を発症しますので、あたえるおやつの量などは十分気をつけましょう。


パグについて主に気をつける疾病は皮膚疾患と熱射病ですが、それ以外にもいくつか注意を払っておいたほうがいい病気があります。 軟口蓋過長、鼻腔狹窄、膝蓋骨脱臼、眼瞼内反症、股関節形成不全などです。 鼻が短く、常にフガフガと鼻を鳴らしていたりいびきをかいていたりするので意外と見つかりにくい鼻腔狭窄や、歩き方がコミカルなので見落としやすい膝蓋骨脱臼などにはより注意してください。

いつもと様子が違うなと思ったら、すぐかかりつけの獣医師に相談します。
股関節形成不全は遺伝もする先天的障害なので、子犬をもらってくる際には母犬やその血統に股関節がおかしい子がいないかどうか確認することも必要です。 また万が一飼育しているパグを繁殖させようということになったら、股関節については動物病院でよく診察し異常がないことを確認してもらいましょう。
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