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動物を飼育する人にとって、旅行や出張などで家を空けなければならないときに頭を悩ませるのがお留守番についてです。猫は一泊二泊程度であれば自宅でお留守番ができるようですが、犬の場合はそうはいきません。それはなぜでしょう。

一番大きな要因は、犬と猫の食事の仕方です。もともと犬科の動物は食欲が旺盛で、また「食いだめ」ができる胃の大きさを持っています。猫の場合は食事を自主的に小分けにして食べることが出来るのに対し、犬の場合はお皿に盛られたら盛られただけ、おなかがはちきれそうになっても食べつくそうとしてしまうのです。パグをはじめとする犬も大切な家族ですから、旅行などはできるだけ一緒に連れて行けるようにするのが一番です。しかし仕事や法事などの犬を同伴できない遠出の場合は、どうしても犬を置いていかなければいけません。また子犬の場合は長時間、長距離の移動は大変なストレスがかかるため、旅行の最中に体調を崩してしまうことも考えられます。

こういったとき、ペットの預け先として考えられるのが動物病院やペットホテルです。

動物病院は病気の治療のほかに、トリマーの資格を持つ動物看護師がいてシャンプーやトリミングを取り扱ったり、有料で動物の預かりを行ったりします。預けられた動物は入院動物と一緒にケージへ入れられ、食事や散歩の世話を受けることが出来ます。ただし動物病院の本業は「診療」であるため、預かり動物の世話は必要最低限であることが多く、散歩もちょっと用を足す程度になることがほとんどです。あまり病院が好きではないタイプの犬にとっては、ちょっとしたストレスになってしまいますよね。

それに対してペットホテルはペットの預かりを主な業務としているお店です。以前はペットショップやトリミングのお店が兼業していることがほとんどでしたが、最近のペットブームで「預かり」をメインに取り扱うお店が多くなりました。料金は犬のサイズによって異なりますが、パグのような小型犬の場合は一泊二〜三千円程度です。

ペットショップやトリミングのお店が兼業していた頃は、狭いケージに保管する形で預かるタイプが多く、食欲不振や下痢、嘔吐などのトラブルが問題になることもありました。しかし最近のペットホテルではペットがリラックスして滞在できるよう、様々な配慮がなされるようになりました。基本の食事と散歩以外にも、ケージではなく性格の合う犬と一緒に広いサークルで預かったり、預かり中のペットの様子を見ることのできるライブカメラの中継サービスをしていたりと、飼い主の側の安心にも配慮されています。また滞在中にトリミングやしつけトレーニングのサービスを受けられたり、簡単な健康チェックなどを行ったりする施設もあるようです。

ペットホテルを利用することになったら、事前の予約が必要です。ペットホテルのほとんどがWEBサイト上での予約を取り扱っていますが、大切な愛犬を預ける先ですからしっかり下見をしてから決定しましょう。利用するホテルが決まったら、預ける犬についてのチェックも行います。ワクチンは打っているか、体調を崩していないか、良くみてあげてください。ペットホテルに預ける際に、ペットの性格や特徴などをスタッフさんに細かく伝えるのも忘れずに。また、愛犬のストレスを少しでも軽くするためにも、使い慣れた食器や道具の持ち込みが可能な場合は一緒に持っていってあげましょう。
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