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パグ大好き.com>子犬の食べ物と栄養


子犬はとても成長が早く、小型犬で生後一年、大型犬で生後二年で大人の身体になります。それまでの間は成長期であり、骨や筋肉を作るためにも成犬の二倍以上の栄養分が必要となるのです。この時期の栄養が不足すると、骨格や筋肉の成長が阻害されてしまい十分成長できないばかりか、病気になってしまうこともあるので注意しましょう。

さて物凄くたくさんの栄養が必要な子犬時代ですが、この時期には是非子犬用のドッグフードを与えましょう。これは成犬用のフードより栄養価が高く、規定の量を与えることで過不足なく子犬が栄養分を接種することができます。そのため「骨をつくるためにはカルシウムが必要だ」といってサプリメントを足す必要がありません。反対にこの時期に特定の栄養素をサプリなどで与えすぎると、過剰摂取となって発育障害の原因にもなりかねませんので注意しましょう。

子犬にフードを与えるときは、その月齢を基準に考えます。生後六週齢までなら授乳期なので、母犬の母乳や代用乳をあげましょう。授乳期は母犬に任せることが多いのですが、乳首の位置によって母乳の出る量が違ったりすることがあるため、子犬の成長を見ながら吸い付かせる乳首を変えましょう。その後徐々に歯が生えてきて、離乳期に突入します。

七週齢から生後三ヶ月程度になるまでは離乳食から幼犬フードの時期です。この時期は子犬専用フードをお湯にふやかして柔らかくするなどして、一日に三回から四回に分けて与えます。ふやかすときに牛乳を使ってしまうと、おなかを壊してしまう子もいるのでお湯か犬用ミルクにします。大抵の子犬はこの時期に新たな飼い主のところへ行くので、ストレスを与えないためにも飼い始めの時期はそれまで食べていたものを与えましょう。環境に慣れたら少しずつ新しいものに切り替えていきます。

生後三ヶ月からドライフードに慣れさせます。お湯にふやかす時間を短くしていくなどして、柔らかさの調節をしてください。急にカリカリのドライフードだけに切り替えてしまうと、おなかを壊して下痢や嘔吐をすることがありますので注意しましょう。この時期もまだ一日三回から四回の食事回数で、半年をすぎた頃から二回食にしていきます。犬は生後半年から七ヶ月頃まで急速な成長をしますが、まだ胃も小さく消化能力も発達していないので、犬の様子を見ながら食事の量と回数を調節してください。

生後六ヶ月をすぎた頃から食事の回数を一日二回にしていきます。この頃から成長の度合いが少し緩やかになるため、一日三回から四回の食事量をキープすると肥満することもあります。特にパグのような小型犬の場合は体重の割に食べる量が多く、肥満になりやすいので体重管理をしっかりしましょう。

家の中でかわいい子犬を飼っていると、食事時やおやつの時間などにじっと見つめられて困ってしまうことがあります。好奇心も旺盛で食欲もある子犬に、ついつい人間の食べ物をあげてしまいたくなってしまいますが、そこはぐっと我慢してください。人間の食事は塩分や糖分、脂質が多く、犬には適した食事ではありません。また生後三ヶ月をすぎるくらいまでは子犬におやつは必要ありません。消化器官が未発達な子犬に人間の食べ物はかなり刺激が強いものになるので、おねだりされても与えないようにしましょう。おやつを与えすぎると栄養バランスが崩れるため、どうしてもおやつを与えたいときは犬用のおやつをちょっとだけにとどめてください。
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